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2007年08月 アーカイブ

2007年08月03日

有機食材交流会に行ってきました。

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私が日々の生活で大切にしていることのひとつに、
有機食材交流会があります。

約2年前、亀の井別荘の主、中谷健太郎さんが発起人となって、
湯布院有機食材交流会を立ち上げたのです。

毎月、亀の井別荘内「湯の岳庵」で開催されていたこの会は
設立より1年半ほど経過したところで自主運営に切り替わり、
現在は、NPO風の原っぱの皆さんが運営してくださっています。

ここは有機農作物にこだわる生産者とそれを応援する人の集まりで、
ここでの出会いは、私にとってかけがえのないものとなっています。

というわけで、8月1日は、飯田高原にある菜多園(さいたえん)の
下川さんの農園にあるテラスで開催されたのでした。

いつも亀の井別荘のひらのさんが料理の腕をふるって、
からだに美味しいものをたくさん作ってくださいます。
前日から泊り込んだり、食材を手に入れたり、大変な手間が
かかっているのがわかります。

今回は、下川さんの畑で収穫した無農薬野菜や、
亀の井別荘の庭(?)で獲れたズッキーニやプッチーニ、
沖縄の麩など、おもしろい食材がたっぷり並びました。

山下文麿さんの、
『ほとんど完全無農薬まであと一歩の葡萄たち』も参加していました。
野性味あふれるこの葡萄たち、味もやっぱり野性味があって、
食べると生命力を感じます。見ているだけで愛おしい!

ちなみに、写真に写っているのは、
早生ネオマス、ピアレス、ヤトミローザ、ピオーネ、ハニージュースです。


そして、ひらのさんの発案で、迫り来る食糧危機に備えて
日本古来の保存食である干物づくりにがんばろうということで、
山下さんの葡萄(ピアレス)を干しぶどうにすることになりました。

タマネギと一緒にぶら下がっているのが山下さんのピアレスです。
美味しくできるかな???

それにしても、飯田高原は寒かったー!

2007年08月07日

烏骨鶏の薬膳スープ。

有機食材交流会に参加しておられた安心院の堤さんは
ホロホロ鳥や七面鳥など、鶏と一緒にいろんな鳥を
放し飼いしておられます。

堤さんはとっても楽しい方で、顔を合わせるといつも
「何か面白いことやろうや」という話で盛り上がります。

そしてついに今回、ひとつの計画が進み始めました。
堤さんの烏骨鶏を使って薬膳スープを作ろうかな~と。

堤さんの烏骨鶏は、湯布院の名旅館、亀の井別荘の
レストラン『湯の岳庵』でも使われている逸品です。

早速、TANTE KYOKOさんに打診すると、
「あら~!いいわね~!やりましょうよ」と快諾。

TANTE KYOKOさんといえば、湯布院の亀の井別荘と
双璧をなす玉の湯でスイーツを任されていた方です。

しかもスープに関しては、あの辰巳芳子さんから
“いのちのスープ”の直伝を受けています。

早速、試作してもらうことになり、烏骨鶏の肉を
堤さんから預かってTANTE KYOKOさんに渡しました。

早ければ明日、試作品ができてくる予定。
試食会が楽しみです~!

2007年08月12日

フリーズドライ。

有機食材交流会で話題に上ったのですが、
たとえば、この冬、下川さんが無農薬で大切に有機栽培した大根
3000本が、霜害のために一晩で全滅したんです。

もしあの時、売り先や加工方法が決まっていたなら、
徹夜をしてでも全部(が無理ならできるだけたくさん)収穫して、
商品として流通していれば、生産者は泣かずに済むし、
消費者も良い食品を手に入れることができて一石二鳥ですよね。

ところが、個人レベルの生産者では、いっぺんに3000本集荷しても、
良い状態で保存する倉庫がないとか、売り先が決まってないから、
という理由で泣く泣くあきらめるしかないわけです。

せっかく良いものを作っても売れない、流通しないといった事態を
解決するには、加工する手段を考えておかないといけないなあ。

特に大根などは冷凍保存に向かないので、切干大根か漬物に
なるのでしょうが、大量にさばくのは難しいのが現状です。

それで話題になったのが、フリーズドライ。
そこで今、商品化を目指してあれこれと情報収集中です。

2007年08月19日

山下さんの葡萄農園。

お盆は仕事関係の本をたくさん読んで考えをまとめていました。
今後に向けて徐々に方向性が見えてきて嬉しいです。
そんなこんなで、日記をしばらくご無沙汰していました。

今日は雷雨の中、安心院の山下さんの葡萄農園に行ってきました。

元々東京出身の山下さんは、

大学・大学院で英文学(シェークスピア)を学び、
都立高校で英語教師、
引き抜かれて高専の英語教師、
英国のシュタイナー学校(芸術セクション)で5年間学び、
帰国後、英語学校で3年間講師、そして、
安心院に移住して葡萄農園をはじめて11年目という変り種です。

現在、80アールの農園を運営管理している山下さんの葡萄は、
ほとんど無農薬で、化学肥料や除草剤を全く使わない有機栽培、
(これってほとんどあり得ないことなんですよ)
味がしっかりしているのが特徴(甘いだけじゃない、食べると
生きる力がもらえるような感じのする葡萄です)で、湯布院の
名宿、亀の井別荘でも取り扱われています。

今日は農園を見せてもらって、
山下さんからいろんなお話を 伺うことができました。

ここ数年の猛暑は温暖化の影響だと思われますが、
葡萄の生産者にとってその影響たるやすさまじいものがあります。
葡萄の名産地、安心院の指折りの生産者でさえ今年はどうにも
良い葡萄ができずに頭を抱えている状態だというのです。

そんな中でも、土づくりがしっかりできている山下さんの農園は
いつもどおりの品質の葡萄ができているのです。

「散々化学肥料や農薬で弱った土地はこの高温には耐えられない。
これからの温暖化で農業を続けるには、微生物たっぷりの土づくり
をするしかない」という意見で一致したのでした。


私が手土産がわりに持参した微生物資材(じんわりバイオ)の
説明をすると、別人かと思うほど真剣な表情で聞いておられました。

そして一言、「こんな良いもの、なんで今まで隠してたの?」
というわけで、早速使ってみるとのこと。

これで山下さんの葡萄がますます美味しくなる!やっほー!

2007年08月29日

土着天敵を活用しよう。

来年から農水省が中心となって、土着の天敵を調べることになりました。

もともとそこに害虫を食べる昆虫や小動物がいるかどうかを調べて、
いれば積極的に活用していこう、という計画です。

もともとそこにいた生き物を活用するなら生態系を壊す心配はないし、
農薬の使用量が減れば、安全面からもコスト面からも万々歳ですね。

こういう視点ができてきたことは喜ばしいことだと思います。(村長)