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作物生産 アーカイブ

2007年07月25日

プロフェッショナル。【アイガモ農法】

久しぶりにテレビを観ました。NHKのプロフェッショナル。
今日はアイガモ農法を確立なさった古野隆雄さん。

いいですねえ、あの感性素敵だと思います。

特に私は、古野さんが若い頃、有吉佐和子さんの著書、
『複合汚染』に啓発されたという点、
人間は自然の循環の中で生きさせてもらっているだけなんだ
という考え方が自分とよく似ているのでびっくりしました。

自分が普段セミナーや講演でしゃべっていることとほとんど同じ
表現をテレビで聴くのはなんだか不思議な感じがしましたが、
同じ考えを持つ人がいるんだということに心を強くしました。


私の知っている大分県杵築市のアイガモ農家さんも、
野犬対策などで苦労しておられますが、そういう部分は
技術革新が進むといいなあと思います。


そうそう、ちなみにこの番組のディレクターさんは、数ヶ月前まで
『クローズアップ現代』のディレクターをしていたのですが、
その前は『悠々おすすめライフ』のディレクターでした。

このディレクターさんは、昨年、私が『悠々おすすめライフ』に
出演させていただいた際、東京から撮影に来られたのがご縁となり、
今も親しくさせていただいています。

先日、じんわり村の味来コーンを番組スタッフ皆さんで召し上がって、
「美味しかったですー!!」と感激の声を上げておられました。

こうやってつながっていくのって、なんだか楽しいですね。

2007年07月26日

赤坂さんのインカパープル。

akasakasan2.jpg

今日は湯布院の赤坂さんの畑に行ってきました。

赤坂さんは県外からの移住者なのですが、
完全無農薬×有機農業に挑戦しておられて、
とても人気があるので、なかなか手に入らないほどなんです。
(なーんて言うとまた照れて隠れてしまいそうなほど
シャイなご夫婦です)

赤坂さんの畑からは由布岳がよく見えます。
akasakahatake.jpg

亀の井別荘の湯の岳庵や無量塔のアルテジオの料理長さんが
いつも赤坂さんの野菜を仕入れておられます。

フレンチやイタリアン、創作料理に使うハーブや珍しい野菜、
京野菜などを80種類超も作っておられるのですが、
今日畑で見た中で珍しかったのは、大浦ごぼうとエビ芋。

どちらも秋冬の収穫までに半年前後かかる作物です。
(言ってみれば手間がかかって儲からない…とも言えますねえ)

それと、スーヨーきゅうりを分けてもらって食べました。
水分量が非常に多いので一般の店頭に並ぶことはありません。
実際、事務所に持って帰ったら、トゲがぷっく~と水ぶくれのように
なってポロポロ取れていくではありませんか!こりゃ流通しない筈だ…


ところで今日は、
タマネギ、じゃがいも(きたあかり)、メークイン、赤玉葱と、
インカパープルとインカレッドを少し分けてもらうことができました。

このふたつはでんぷん質が非常に高く、色も違うので、
普通のじゃがいもとは違った食べ方をします。

たとえば、無量塔のアルテジオではテリーヌにしたりするそうです。
ポテトサラダにする場合は、しっかりつぶさず、形が残る程度の
潰し方をすると、赤坂さんの表現を借りると“色が美味しい”し、
もっちりとした食感も楽しいのです。

せっかく分けていただいた大切なインカパープルとインカレッド、
各400g×それぞれ2名様ずつに販売いたします。
400g=700円(税込・送料別)です。

もしお入用の方がいらっしゃいましたらメッセージをください。
なにぶんこれは滅多に手に入らない品種であることと、
絶対量がちょっぴりしかありませんので、
すぐになくなってしまったらごめんなさい。

2007年08月07日

烏骨鶏の薬膳スープ。

有機食材交流会に参加しておられた安心院の堤さんは
ホロホロ鳥や七面鳥など、鶏と一緒にいろんな鳥を
放し飼いしておられます。

堤さんはとっても楽しい方で、顔を合わせるといつも
「何か面白いことやろうや」という話で盛り上がります。

そしてついに今回、ひとつの計画が進み始めました。
堤さんの烏骨鶏を使って薬膳スープを作ろうかな~と。

堤さんの烏骨鶏は、湯布院の名旅館、亀の井別荘の
レストラン『湯の岳庵』でも使われている逸品です。

早速、TANTE KYOKOさんに打診すると、
「あら~!いいわね~!やりましょうよ」と快諾。

TANTE KYOKOさんといえば、湯布院の亀の井別荘と
双璧をなす玉の湯でスイーツを任されていた方です。

しかもスープに関しては、あの辰巳芳子さんから
“いのちのスープ”の直伝を受けています。

早速、試作してもらうことになり、烏骨鶏の肉を
堤さんから預かってTANTE KYOKOさんに渡しました。

早ければ明日、試作品ができてくる予定。
試食会が楽しみです~!

2007年08月12日

フリーズドライ。

有機食材交流会で話題に上ったのですが、
たとえば、この冬、下川さんが無農薬で大切に有機栽培した大根
3000本が、霜害のために一晩で全滅したんです。

もしあの時、売り先や加工方法が決まっていたなら、
徹夜をしてでも全部(が無理ならできるだけたくさん)収穫して、
商品として流通していれば、生産者は泣かずに済むし、
消費者も良い食品を手に入れることができて一石二鳥ですよね。

ところが、個人レベルの生産者では、いっぺんに3000本集荷しても、
良い状態で保存する倉庫がないとか、売り先が決まってないから、
という理由で泣く泣くあきらめるしかないわけです。

せっかく良いものを作っても売れない、流通しないといった事態を
解決するには、加工する手段を考えておかないといけないなあ。

特に大根などは冷凍保存に向かないので、切干大根か漬物に
なるのでしょうが、大量にさばくのは難しいのが現状です。

それで話題になったのが、フリーズドライ。
そこで今、商品化を目指してあれこれと情報収集中です。

2007年10月24日

国産レモンの香り。

lemon1.jpg

レモンの生産者と会ってきました。

40歳までは漁師さんだったという宋三郎さんと
トマト栽培が本職の和久さんです。

健康な畑にできる作物は健康だという考えに基づいて、
土づくりに余念がありません。

そして、おふたりの特徴は、底抜けに明るいこと。
「良いレモンを作っちゃるぞー!!」という感じ。

レモンティーに、レモンの蜂蜜漬けに、ドレッシングに、
焼き魚に添えて・・・と日常的に使うレモンはそのまま
皮も食べますよね。

となると、ポストハーベストの問題が気になりますが、
このレモンはポストハーベストが心配ないことはもちろん、
7月以降は農薬不使用、化学肥料不使用、ノーワックスで、
とても良い顔をしたレモンなのです。

レモンたちの写真、どうです?かわいいでしょう?
こういう食べものを撮影するのは、私にとって
とても嬉しくてかわいくて、楽しいひとときなんです。


2008年02月11日

中国食品企業経営者の発言。

昨日、テレビに出ていた中国の食品会社の経営者のコメント。

「日本の品質管理に対する要求はとても厳しいので、
1億円ぐらい投資して分析設備や人員を整備してきた。

それなのに、わが社とは全く関係のない他社のトラブルで
日本からの注文がキャンセルになり、将来が不安だ。

今後は日本への輸出だけに依存していられないので、
国内での市場を開拓していく必要があるだろう」

これは私が以前から予想し恐れていたことです。
将来、この企業は、日本への輸出に見切りをつけて、
取引を止める可能性もあります。

極端なことを言って脅かすわけではありませんが、
その時に、もし、
世界中で食料が不足していたらどうなるでしょう?

いくらお金を払っても売ってもらえなくなる可能性も
ゼロではありません。

アメリカ、オーストラリア、フランス、イギリスなどの
先進国はどこも食料自給率100%超です。
ドイツでも70%台です。

そうなっても困らないよう、私たちは日本国内での
食料生産力を増強しておきたいものです。

2008年03月27日

味来コーン生育日記。

今年もやってきました、味来コーンの植え付け時期です!

というわけで、野口さんの畑に遊びに(?)行ってきました。

すでに小さな芽が出ていて、今後の発育が楽しみです。

でも、からだがきついということで、昨年の半分ぐらいしか
植え付けができていません。

「今年もたくさんの味来コーンをお願いします!」と
お願いしてきました。


noguchi-soncho1.jpg


2008miraicorn1.jpg


2008年05月16日

ミミズが大活躍。

AFP BBNewsによると、

アイルランドのミミズが同国に対し、年間約7億ユーロ(約1100億円)
以上相当の働きを行っていることが、同国の環境・遺産・地方自治省が
委託した研究の報告書で明らかとなった。

・・・と、大変興味深い記事が続きます。
つづきは以下のURLからリンク記事をご覧くださいね。


アイルランドのミミズ、年間7億ユーロ以上の働き
家畜の排泄物分解で貢献の記事


・・・大真面目なこのニュース。面白いです。興味深いです。
そして、ミミズが土壌に与える好影響は実際大変なものです。
だからこそ、ミミズが住める土壌にする必要があるんですね。

2009年01月12日

野口さんのにんじんで実験してみました(その1)

実験1

野口さんのにんじん、食べると味で違いがわかりますが、
一目でわかる方法はないだろうか?と考えた末、実験することにしました。

実施した実験は、以下のとおりです。

【実験対象】
A.野口さんのにんじん(土つき/210g)
B.スーパーで購入したにんじん(土なし/210g)

【実験内容】
野口さんのにんじんとスーパーのにんじんを、乾燥した室内
(大分市東春日町の当事務所内です)に並べて置き、時間の
経過と共にどのように変化するか?を比べました。


開始日の様子(どちらも重量約210g)
before_1.jpg


⇒開始5日目の様子(重量は右:野口さん=210g、左:一般=約195g)
after_1.jpg

スーパーで購入したにんじんは、少しスリムになり、心もち重量が軽くなりました。
少し柔らかい感じで、黒っぽい色合いになってきました。

野口さんのにんじんは、特に変化は認められません。(少し芽が伸びたかな?)


⇒開始10日目の様子(重量は右:野口さん=210g、左:一般=約145g)
after_2.jpg

スーパーで購入したにんじんは、観るも無残な姿になってしまいました。
重量はかなり軽くなり、ふわっとした白カビが生えてきました。
全体的にふにゃっと柔らかく、食べるのはちょっと・・・。

野口さんのにんじんは、全くといってよいほど変化は認められません。
重量も堅さも変化はなく、食べるのにも全く問題ありません。


この違いはどこから来るのでしょうか?
私が思うに、中に含まれる抗酸化成分の量がポイントではないでしょうか?

成分分析をしたところ、ビタミン、カルシウム、カロテンなど、
どの成分も通常よりかなり多めでしたが、それ以上の差を感じます。
どなたか専門家の方、お力を貸していただけると助かります。

野口さんのにんじんのページはこちらです。